真冬の花火やギネス級の巨大花火も!埼玉県内の打ち上げ数TOP5&注目の花火大会特集!

日本の夏を彩る風物詩「花火」。県土の3.9%が河川を占める川の国・埼玉県では、その広い河川敷を活かしてたくさんの花火大会が催されます。時期も夏〜秋、真冬までほぼ一年を通して見られるのも埼玉の魅力です。

そんな埼玉の花火大会をもっと楽しむために、花火の豆知識と、埼玉“ならでは”特徴的な花火大会をご紹介します!

《目次》
花火がもっと楽しくなる「豆知識」を知ろう!
打ち上げ数TOP5の花火大会
埼玉県“ならでは”の花火大会

花火がもっと楽しくなる「豆知識」を知ろう!

夜空に打ち上がる花火の形は様々。なんとなく見ていてもキレイなのですが、種類の違いを知ると、より花火大会が楽しくなります!

花火の種類は様々!夜空に花開く花火の違いは?

まずは大きく3種類に分けられる花火の形を解説しますね!

花火は「星」と呼ばれる火薬の種類や仕込み方などで違いが出ます。

こちらが、花火のもととも言える火薬「星」です。燃えて夜空に光る部分だからシンプルに「星」と呼ばれるようになったとか。

まずは「割物(わりもの)」。星を飛び散らせて、花開かせる花火の種類です。

割物の中でも代表的なものが2つ。こちらは「菊」。飛び出した星が、パッと点になって広がるタイプです。

そしてもう一つのタイプがこの「牡丹」。広がった星が尾をひくのが特徴です。夜空に開いて、そのまま軌跡が残る花火は最後にまとめて打ち上げられたりしますよね。

続いては「半割物(はんわりもの)」。一つの大きな花火玉の中に小さい花火玉が入っていて、いくつも同時に花開きます。「パン!」と破裂音は聞こえたけど花火は見えない…と思ったら、同時にたくさん花開いた!という花火を見たことがあると思います。

おやっ!?と思わせておきながら、そのあと一気に華やかになるギャップがたまりませんね!

3つ目は「ぽか物」。打ち上げられた花火玉が「ぽかっ」と開き、そこから仕掛けや星が飛び出す種類です。ぽかっと開いた後の花火は色々な仕掛けがあります。例えば、写真のように四方八方に動き回る花火も「ぽか物」の一種です。

知れば楽しさ倍増♪尺玉の大きさに迫る!!

花火大会のプログラムでも「尺玉(しゃくだま)打ち上げ」という項目を見たことがあると思います。尺玉の「尺」は、長さの単位。花火は江戸時代から続くものなので、今でも尺貫法の寸法で大きさを表しています。

花火玉は3号玉(大きさ3寸)、4号玉(大きさ4寸)というように大きさで表現をし、10号玉となると「尺玉」と言います。尺=約30cmなので、その大きさ…想像できますか!?

見映えが良く技術的な工夫もしやすい尺玉は、花火師の技術コンクールでもよく用いられるサイズです。尺玉ともなると東京タワーとほぼ同じ高さの約330mまで打ち上げられ、開花すると直径は約320mにも及ぶ巨大花火になります。

よく聞く「スターマイン」ってどんな花火?

花火大会の見どころのひとつとして、「スターマイン」という言葉をよく聞きますが、何のことか分かりますか?スターマインとは花火の種類ではなく、短時間で連続的に打ち上げられる演出方法のこと。息をつく間もなく次々と上がる花火は迫力があり、目が離せません。

打ち上げ数TOP5の花火大会

では、ここから埼玉県内で開催される花火大会をご紹介していきましょう。
まずは、打ち上げ数が10,000発以上の豪華な花火大会をTOP5をご紹介!5位から順にご紹介していきます。

【第5位タイ:10,000発】2分間花火が止まらない!八木橋スターマインは必見!「熊谷花火大会」

昭和初期からの歴史があり、戦後には空襲からの復興を祝して再開した熊谷花火大会。打ち上げ数は約10,000発で、関東圏内で最大級の花火大会といわれています。目玉は、地元の百貨店の「八木橋」が提供する大スターマイン。約2分間にわたりノンストップで打ち上がる花火には毎年歓声が上がります!夜空を舞台に花火師達がしのぎを削るスターマインコンクールも見逃せません。

まつり詳細
まつり名: 熊谷花火大会
打ち上げ発数:  約10,000発
開催日:  毎年8月第2土曜日(開催年によって異なる場合があります。公式情報を参照ください)
開催場所 : 荒川河畔(荒川大橋下流)
URL :https://www.city.kumagaya.lg.jp/kanko/matsuri/kumagayahanabitaikai/

【第5位タイ:10,000発】尺玉100発超えの豪華な花火大会!「あげお花火大会」

見ごたえのある尺玉が100発以上打ち上げられることで有名なのが、あげお花火大会。メインの観覧会場となる荒川河川敷は、打ち上げ会場であるゴルフ場と荒川を挟んで約200mほどしか離れていないので、花火が頭の真上で打ち上がります。観覧者が近付ける保安距離(打ち上げ場所から一定の距離に設けられる立ち入り禁止区域)ギリギリでその迫力を楽しみましょう。

まつり詳細
まつり名:  あげお花火大会
打ち上げ発数 : 約10,000発
開催日:  毎年8月第1土曜日(開催年によって異なる場合があります。公式情報を参照ください)
開催場所:  リバーサイドフェニックスゴルフクラブ(上尾市平方2606-1)
URL :https://www.city.ageo.lg.jp/page/13-18hanabi.html

【第3位:12,000発】川を越えたコラボのウルトラスターマインは圧巻!「戸田橋花火大会」

戸田橋花火大会は荒川を挟んで対岸のいたばし花火大会と同日開催で、打ち上げ総数はいたばしと合わせて約12,000発。両岸合わせると約100万人もの人出があるとされる人気の花火大会です。フィナーレを飾るウルトラスターマインでは、いたばしと戸田橋のコラボレーションで次々と花火が打ち上げられます。

まつり詳細
まつり名 : 戸田橋花火大会
打ち上げ発数:  約12,000発(板橋区と合わせて)
開催日 : 毎年8月第1土曜日(開催年によって異なる場合があります。公式情報を参照ください)
開催場所:  荒川河川敷(戸田市)
URL :http://www.todabashi-hanabi.jp/

【第2位:14,000発】音楽とのコラボレーション!「みさとサマーフェスティバル花火大会」

みさとサマーフェスティバル花火大会は、江戸川を挟んで、千葉県の流山花火大会と同日開催されます。打ち上げ数は流山と合わせて約14,000発。掛け合いのように両大会から打ち上げられる花火に圧倒されます。JR「三郷駅」から会場まで徒歩5分というアクセスの良さも魅力です。ポピュラー曲やクラシック音楽に乗せてテンポ良く打ち上げられる音楽花火が人気です。

まつり詳細
まつり名:  みさとサマーフェスティバル花火大会
打ち上げ発数:  約14,000発(板橋区と合わせて)
開催日:  毎年8月(開催年によって異なる場合があります。公式情報を参照ください)
開催場所:  三郷市早稲田 市営グラウンド(江戸川運動公園)
URL :http://www.tonbi.biz/hanabi/

【第1位:20,000発】ギネス級の大きさ!四尺玉が空に上がる!「こうのす花火大会」

国内の尺玉の中でも最大級の「四尺玉」が打ち上げられる花火大会です。1m超の花火玉を高度800mまで打ち上げ美しく咲かせることは至難の業で、成功例は世界でも数えるほどしかありません。「川幅日本一」の荒川河川敷を使った四尺玉花火の打ち上げはこうのす花火大会のメインイベント。夜空を埋め尽くす閃光と腹の底まで響く爆発音は圧巻です。

2014年に開催された「市制施行60周年記念・第13回こうのす花火大会」で打ち上げた四尺玉は、当時「世界最大の打ち上げ花火」としてギネス世界記録に登録されました(2018年1月1日Fireworks By Grucciによって記録更新)。

まつり詳細
まつり名 こうのす花火大会
打ち上げ発数 約20,000発
開催日 毎年10月(開催年によって異なる場合があります。公式情報を参照ください)
開催場所 鴻巣市糠田運動場および荒川河川敷
URL :https://www.saitamatsuri.jp/matsuri/kounosu_hanabi/

埼玉県“ならでは”の花火大会

いかがでしたか?埼玉県内で大規模に行われる豪華な花火大会をご紹介しました。
続いては、他の地域では味わえない埼玉県“ならでは”の花火大会をご紹介します!

水面に映る舟山車と花火!「寄居玉淀水天宮祭」

日が暮れる頃、荒川のほとりの名勝地「玉淀」に浮かんだ舟山車に明かりが灯り、祭囃子とともに厳かな雰囲気が漂う玉淀水天宮祭。そのクライマックスには観覧場所の対岸「鉢形城跡」から華麗に花火が打ち上がります。水面に映る舟山車と花火の共演は豪華で幻想的。花火の音が河原の岩場にこだまし、体に伝わってくるほどの迫力です。「関東一の水祭り」との呼び声も高い祭りです。

まつり詳細
まつり名: 寄居玉淀水天宮祭
開催日:  毎年8月第一土曜日(開催年によって異なる場合があります。公式情報を参照ください)
開催場所:  玉淀河原(寄居町大字寄居)
URL: https://www.saitamatsuri.jp/matsuri/yorii_suitengu/

冬に見られる屋台・笠鉾と花火の競演!「秩父夜祭」

埼玉で冬に見る花火といえば、秩父夜祭。秩父神社の例大祭として行われる秩父夜祭は日本三大曳山祭としても有名です。屋台の背後に次々と休みなく打ち上がるスターマインは、夜祭の華麗さをより一層引き立てます。冬の澄んだ夜空に打ち上がる花火の美しさは格別。花火好きならぜひ一度は観ておきたい花火です。

まつり詳細
まつり名:  秩父夜祭
開催日:  毎年12月2日、3日(花火大会は3日がメイン)
開催場所 : 秩父市街
URL: https://www.saitamatsuri.jp/matsuri/chichibu_yomatsuri/

清流で見られるナイアガラの仕掛け花火!「長瀞船玉まつり 」

「長瀞船玉まつり」は、景勝地・長瀞で行われる、夏の祭り。約1,000基の灯篭(とうろう)が荒川へ流され、提灯をつけた船が水上を行き交うほか、対岸から3,500発を超える花火が打ち上げられます。
この花火大会では、何といっても美しいナイアガラの仕掛け花火が見られること。静かに流れる荒川に見事にナイアガラが映し出され、あたりは昼のような明るさに包まれるほど。美しさと迫力を同時に体験できる魅力的な祭りです。

まつり詳細
まつり名:  長瀞船玉まつり
開催日 : 毎年8月15日
開催場所:  長瀞岩畳周辺
URL: https://www.saitamatsuri.jp/matsuri/funatama/


いかがでしたか?大規模で賑わいのある花火大会も、その地域、そのロケーションでしか見られない花火も、それぞれ違った魅力が感じられますね。埼玉県ではほかにも各地でたくさんの花火大会が催されています。ぜひお近くの花火大会をチェックして、足を運んでみてください。