埼玉県でも「Cheer up!HANABI」〜3分間の打ち上げ花火に込められた花火師の想い〜

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大の懸念から、残念ながら全国的に数多くの祭りの中止・自粛が相次いでおります。

そんな中、全国163社の花火業者さんが手を取り合った“ある企画”が立ち上がりました!

その企画が「Cheer up!HANABI

6月1日20時から、新型コロナウイルスの収束を願って全国各地で一斉に花火を打ち上げるという企画です。

埼玉県内でも7つの花火業者さんが参加し、数カ所で花火の打ち上げを見ることができました。

さいたまつりでは秩父市の参加業者「金子花火」さんに取材協力をいただき、打ち上げ前の様子や企画に対する想いなどを伺いました!

秩父市での打ち合わせは、市内の羊山公園から。打ち上げ場所を尋ねました。(観客が集まる密集を避けるため、打ち上げ場所は非公開でした)

この日の秩父地方、少し霧雨が降るあいにくの天候でしたが、現地では着々と準備が進められていました。

こちらが準備が整った花火の打ち上げ台。今日は約70発の花火を用意。この場所から、夜空を彩る花火が打ち上がります。

今回、秩父市のエリアを担当する金子花火の金子さん。今年は2月頃からほとんどの花火大会や行事での打ち上げがキャンセルとなってしまい、花火を打ち上げる機会そのものが激減してしまっているそう…

このため、夏に向けて冬の間に仕込んでおいた花火が在庫としてあり、自粛により自由に出かけたり遊んだりすることができない子どもたちに「なんとか楽しみを与えたい」という想いから、今回のCheer up!HANABIに参加したそうです。

「この花火でみんなが明るい気分になったり、楽しんでもらえたらと思います。日本は夏が花火のピークなので、この時期に打ち上げられないのはほんと寂しいですからね…少しでも盛り上げたいですね。そして1日も早くコロナが収束して、お祭りが復活し、また元気に花火を打ち上げられる日を願って、今日は打ち上げたいと思います。」

と想いを語っていただきました。

このあと20時からいよいよ打ち上げとなります!さいたまつりの取材班は、秩父市内の某所から20時の打ち上げを見守るべくスタンバイ。

20時ぴったりに羊山公園から綺麗な花火が少しずつ上がり始めました!

最初は1発ずつ、ゆっくりと打ち上げられ、徐々にスターマインのように盛り上がっていきます。

クライマックスはいくつもの「牡丹」の花火が上がり、夜空を目一杯広がる花火が彩りました!

新型コロナウイルスの収束を願って打ち上げられた花火。この様子が少しでも皆さんの気持ちに明るさを灯し、1日も早く日常が戻ることを願っています。

素敵な花火の打ち上げを届けていただいた全国の花火業者さん、本当にありがとうございました!

花火の打ち上げ動画はこちらからご覧いただけます!