ジャランポン祭り

秩父

「葬式祭り」とも呼ばれる秩父の奇祭

2021/3/14(日)

見どころ

  • 珍しい奇祭

毎年3月に秩父市の下久那地区で開催される「ジャランポン祭り」。諏訪神社と下久那公会堂で行われるこの行事は、別名「葬式祭り」とも呼ばれ、白無垢を着た人が棺おけに入り、僧侶役の人が即席のお経をあげ、模擬的なお葬式を行う不思議な祭りです。

まつりの歴史

秩父市久那地区の諏訪神社の例大祭で、江戸時代に疫病が流行した際、村を救おうと人身御供を献上したとされることに由来し、少なくとも130年以上前から行われていたとされる行事です。

「ジャランポン」とは葬式で使われる打楽器の音を表していると言われています。

まつりの見どころ

午前中には諏訪神社で春祭りが行われ、夕方17時前後になると一同が下久那公会堂に集まり、ジャランポン祭りが始まります。公会堂内に作った祭壇の前で、白無垢を着た人が棺おけに入り、僧侶役の人が即席のお経をあげ、まるで本物の葬式のように祭りが行われます。僧侶の周りでは、祭りの名の由来にもなっている「ジャランポン」と音を奏でる引鏧(インキン)、鐃鈸(ニョウハチ)、タイコが会場全体に響き渡ります。

儀式が終わると葬列を作り諏訪神社まで行き祭典を行います。その後公会堂まで戻り、壇払いの儀式、十三仏を唱えジャランポン祭りが終了します。

まつりの詳細情報

開催場所・MAP秩父市久那 下久那公会堂、諏訪神社
アクセス…秩父鉄道「影森駅」より徒歩25分
駐車場…なし
その他情報※あくまで地元のお祭りであるため、会場が狭く、駐車場等のないことをあらかじめご了承ください。
主催・問い合わせ先下久那町会

秩父市観光課
TEL:0494-25-5209
公式ホームページ秩父観光なび
https://navi.city.chichibu.lg.jp/p_festival/1333/
参考スケジュール※以下は過去の参考スケジュールです。詳しくは公式ホームページをご覧ください。

【開催日:例年 3月】

■春祭り
時間:午前中
場所:諏訪神社

■葬式
時間:17:00頃~
場所:下久那公会堂

■祭典
時間:葬式後
場所:諏訪神社

■壇払いの儀式等
時間:祭典終了後
場所:下久那公会堂

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大広戸の蛇祭り

三郷

五穀豊穣・無病息災を祈願し、子どもたちが蛇を担ぐ

2021/1/10(日)

見どころ

  • 珍しい奇祭
  • 駅近

三郷市の大広戸香取神社で行われる「オビシャ」と呼ばれる伝統行事。稲わらで作った4m前後の蛇を、子どもたちが肩に担いで神社を練り歩きます。その後、神前でのお炊き上げによって蛇を焼き、一年の五穀豊穣と無病息災を祈願します。

まつりの歴史

蛇は脱皮して新生し、切られても再生するという姿から聖なるものとして古くから信仰されていました。三郷市大広戸では村に疫病などが入るのを防ぐために寛文年間(1661~73年)から蛇を祀り始めたと言われています。それ以降、神社の氏子たちの手で蛇祭りとして引き継がれ、毎年1月10日に開催されています。

以前は子どもたちが稲わらで作った蛇を担いで各家を回っていましたが、近年は、交通量の増加などのために形を変え、神社の境内を回るようになりました。

2002年(平成14)には、埼玉県選択無形民俗文化財に指定されています。

まつりの見どころ

毎年持ち回りで決められる「宿」で、まつり前日の朝から蛇を作り始めます。稲わらの胴体、竹で作った角、柳の根を使ったヒゲで表現された蛇の姿は迫力満点です。

当日の早朝、蛇は大人の手によって、神社の鳥居に供えられます。神主が祝詞をあげる神事のあと、蛇は鳥居から降ろされ、いよいよ子どもたちの出番。先頭が打つ鉦(かね)の音色が厳かに響く中、蛇を肩に担いだ子どもたちが神社の境内を練り歩きます。その後、蛇は、参加者に見守られながら、正月飾りとともに焼かれます。

この「お炊き上げ」の煙を浴びると風邪をひかないと言われています。

まつりの詳細情報

開催場所・MAP大広戸香取神社
アクセス/バス…JR武蔵野線「三郷駅」から徒歩5分
主催・問い合わせ先大広戸香取神社氏子

三郷市観光協会(事務局:三郷市商工観光課)
TEL:048-930-7721
公式ホームページ三郷市観光協会
http://www.misato-city.com/event.html
参考スケジュール※以下は過去の参考スケジュールです。詳しくは公式ホームページをご覧ください。

【開催日:例年 1月10日】

■蛇を神社へ奉納(鳥居に取り付け)
時間:6:00~6:30頃

■鳥居から降ろした蛇を子どもたちが肩に担ぎ、境内を3周する
時間:11:00~11:30頃

■神社にて蛇の焚き上げ
時間:14:00前後~

鉄砲まつり

小鹿野

銃火の中、社殿まで駆け上がる勇壮な御神馬の姿は見ごたえ十分。

2020/12/12(土)〜13(日)

見どころ

  • 珍しい奇祭
  • 豪華な山車・屋台

小鹿野町の飯田八幡神社で開催される「鉄砲祭り」は、江戸時代から秩父地方で数々行われる祭りの締めくくりとして地域の人々に親しまれてきた祭り。メインの「お立ち(銃火奉納)」では、参道の両脇から銃声が打ち鳴らされる中、御神馬が社殿への石段を一気に駆け上る珍しい光景を見ることができます。

まつりの歴史

「鉄砲祭り」の始まりは200年以上前の江戸時代に遡ると言われています。当時、畑を食い荒らす鹿や猪に困っていた人々がそれらの獣を追い払う豊猟祈願として始めたという説や、豊猟祈願や猟師の試し撃ちが起こりとの説など、その起源には様々な言い伝えがあります。また祭りの最中、張出・花道付き屋台の上で上演される歌舞伎は、200年以上の歴史を誇る小鹿野町の郷土芸能。埼玉県の無形民俗文化財にも指定されています。

English

The start of the Teppo Festival is believed to date back over 200 years to the Edo period. At the time, people struggling with wild boars and deer eating the crops in the fields said a prayer to rid them of these pests, which led to the festival as a formalized affair. Other theories state that the festival evolved out of prayers for the hunt, or hunters testing their ability. One traditional and historic performing art of Ogano that is over 200 years old is a form of kabuki performed atop the decorated floats. It has even been designated as an intangible folk cultural property of Saitama Prefecture.

まつりの見どころ

1日目の宵宮(よみや)では、八幡神社への「若衆の宮参り」、笠鉾や屋台の曳き廻しが行われ、町の郷土芸能である、小鹿野歌舞伎も上演されます。

祭りの本番である2日目には、街を練り歩く大名行列や境内で奉納される神楽※1が見られます。夕方になると、メインの「お立ち」という、参道の両脇から火縄銃と猟銃の空砲が発せられる中、二頭の御神馬(ごしんば)が社殿への石段を一気に駆け上がるという名場面を見ることができます。

その後、笠鉾・屋台の引き廻しや、御旅所への御輿渡御、日が落ちた後の川縁で火を焚きあげながら行われる「川瀬神事」が続きます。夜になると、昼に続き再び歌舞伎を上演。最後には打ち上げ花火が奉納され、秩父地方で開かれる一年間の祭りは幕を閉じていきます。

≪注釈≫
1、神楽:神に奉納する歌舞。

English

The yomiya on the first night involves the young wakashu proceeding with the floats to Hachiman Shrine. There, Ogano-style kabuki, a traditional local performance, is held.
The second day is for the main event, where a historically accurate retinue of lords walks the street, and kagura*1 is performed in offering at the shrine. At night, the main show of matchlock guns and sportsguns going off from both sides of the road is held. To the sound of gunfire, two ritual horses leap their way up the stone steps to the shrine.
Next, the floats are pulled, and the portable shrine is delivered to its temporary resting place. After sunset, bonfires are lit by the riverside. At night, a kabuki performance is held once again. The event concludes with a fireworks launch. This concludes the festivals for the year in Chichibu.

Editor’s note:
1. Kagura: a form of song and dance performed as an offering to the gods.

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まつりの詳細情報

開催場所・MAP飯田八幡神社
アクセス/バス
西武鉄道「西武秩父駅」から、西武観光バス「栗尾」行き乗車、「栗尾」下車徒歩約10分
「小鹿野車庫」行き乗車、「小鹿野役場」で「坂本」行きに乗り換え「飯田八幡」下車すぐ
公式ホームページ小鹿野町観光協会
http://www.kanko-ogano.jp/archives/1548/
参考スケジュール※以下は過去の参考スケジュールです。詳しくは公式ホームページをご覧ください。

【開催日:例年 12月】

1日目
■若衆宮参り
時間:14:00~

■笠鉾・屋台曳き廻し
時間:14:30~

■三番叟上演
時間:16:00~

■歌舞伎上演 演目:寿曽我対面 工藤館之場(上飯田子供歌舞伎)
時間:19:00~

■歌舞伎上演 演目:青砥稿花紅彩画 白波五人男 稲瀬川勢揃之場
時間:20:00~

2日
■祭典・神楽上演
時間:10:00~

■三番叟上演
時間:11:00~

■歌舞伎上演 演目:青砥稿花紅彩画 白波五人男 稲瀬川勢揃之場
時間:12:00~

■歌舞伎上演 演目:菅原伝授手習鑑 寺子屋之場
時間:13:00~

■火縄銃演武
時間:14:30~

■大名行列
時間:15:30~

■お立ち神事(銃火奉納)
時間:16:00~

■御輿渡御、笠鉾・屋台曳き廻し
時間:17:00~

■川瀬神事
時間:17:30~

■歌舞伎上演 演目:菅原伝授手習鑑 吉田社頭車引之場(上飯田若連歌舞伎)
歌舞伎終了後~ 煙火奉納
時間:19:30~

※行事の時間・内容等は変更される場合があります。

金谷の餅つき踊り

東松山

リズミカルな動きで餅つきを行う行事

2020/11/23(月)

見どころ

  • 珍しい奇祭
  • 華麗な踊り

金谷の餅つき踊りは、毎年11月23日に五穀豊穣を祈念して東松山市の金谷地区にある氷川神社で奉納されます。江戸時代から300年以上続く民俗芸能で、県指定無形民俗文化財に指定されています。

蓋に合わせて踊りながら、リズミカルに餅をつきます。

まつりの歴史

餅つき踊りは、東松山市岩殿山(物見山とも言う)に住む悪竜を退治した征夷大将軍・坂上田村麻呂に住民が感謝して、喜びのあまり踊りながら餅をついてもてなしたのが始まりと言われています。

その後、300年の伝統を重ねるうちに踊りが様式化され、幕末から明治にかけては、七五三で出生後の無事感謝と、今後の成長を祈願する「帯解き」のお祝いに踊られていました。大正からは、豊作祈願のために踊るようになりました。

「金谷餅つき踊り保存会」が組織され保存されていましたが、担い手の高齢化により2010年に中断してしまいました。しかし、2018年に若手が中心となって復活を果たしています。

まつりの見どころ

基本は「三本杵」という3人構成で、演目はバリエーション豊かで、全部で16種類あります。3人で餅をつくのは、チームワークが肝心。また、中腰で重い杵を扱うので、足腰の強さが求められます。

最初の「練り込み」から、せいろを持って登場する「せいろかぶり」、杵を見ながら臼をつく「にらめづき」、よろけるような仕草の「小杵のよろけづき」などが演じられ、最後は比企麦打唄に合わせて「十文字づき」が演じられます。特に、大杵による「両かぶり」「片かぶり」は、見どころの一つです。

息のあった激しくリズミカルな踊りには、集まる観客の視線が集まり、賑やかな餅つき行事となります。つきあがった餅は、見物客にもふるまわれます。

まつりの詳細情報

開催場所・MAP氷川神社(東松山市上野本520番地)
アクセス...東武東上線「東松山駅」(西口)より徒歩約20分
主催・問い合わせ先氷川神社、金谷餅つき踊り保存会
東松山市埋蔵文化財センター
TEL:0493-27-0333
公式ホームページ金谷の餅つき踊り/東松山市ホームページ
higashimatsuyama.lg.jp
参考スケジュール※以下は過去の参考スケジュールです。詳しくは公式ホームページをご覧ください。

【開催日:例年 11月23日】

14:00より開始
※状況により、開始時間が前後することがあります。

有氏神社の盤台祭り

神川

別名「裸祭り」。氏子が白ふんどし姿で赤飯をまき散らす

2020/11/19(木)

見どころ

  • 珍しい奇祭

毎年11月19日に有氏(ありうじ)神社で行われる盤台祭りは、男衆のその姿から「裸祭り」とも呼ばれる特色のある祭りの一つです。

神事の後、白鉢巻に白ふんどしという姿で、赤飯を四方八方にまき散らします。赤飯が身体に当たるか、または食べると、その年の災厄から逃れることができ、お産は安産ですむと伝えられています。

まつりの歴史

有氏(ありうじ)神社は、武蔵七党の一つである児玉党の祖、有道維行(ありみちこれゆき)を祀(まつ)ると言われています。児玉党は武運が強く、子孫に恵まれる者が多かったという言い伝えがあることから、安産の神、子孫を授けてくれる神として信仰されてきました。

地元では、有氏は有道の発音が訛(なま)ったものだと言われ、盤台祭りが、「はだか祭り」のほか、「アリッツァマの祭り」といわれることもあるのは、このためです。

この祭りは正徳三年(1713年)に始まったとされ、300年以上も続く歴史あるものです。平成4年(1992年)には、「有氏神社の盤台祭り」の名称で、埼玉県の無形民俗文化財に指定されました。

English

Ariuji Shrine is held to deify Arimichi Koreyuki, the founder of the Kodama clan, one of the seven Musashi clans. The Kodama clan was quite successful in battle, and many of them had offspring. For this reason, Arimichi came to be the patron deity of safe childbirth and descendants.

It is said that in the local dialect, the name of Arimichi is often mispronounced, so the Bandai Matsuri, in addition to sometimes being called the “Naked Festival,” is also called the “Aritsama Festival,” a corruption of Arimichi.

The festival is held to have begun in 1713 and has persisted for over 300 years. In 1992, it was inscribed as an intangible folk cultural property of Saitama Prefecture under the name, “Ariuji Shrine Bandai Festival.”

まつりの見どころ

祭り当日に、赤飯とシトギ※1を作り、赤飯は大きな盤台(ばんだい)※2に盛り付けておきます。準備が終わると、神官を先頭に神社へ行き、社(やしろ)の前で祭典が執り行われます。
祭典後、白ふんどし姿になった10人ほどの男性たちは、赤飯が入った盤台を高々と持ち上げ、「上げろ、下げろ」の掛け声も勇ましく、境内を練り歩きながら、盤台の中の赤飯を四方八方にまき散らします。その赤飯を食べると、子宝に恵まれたり、難産除け、さらに厄除けにもなるといわれ、集まった参詣者たちは競って取り合います。この間、約5分と短い時間ではありますが、熱気に満ち溢れています。

《注釈》

1、シトギ:水に浸しておいたうるち米を臼でついたもの。盤台祭りでは、神事の際に奉納するもの。
2、盤台(ばんだい):浅く作った、円形の「たらい」

English

On the day of the festival, red rice and shitogi*1 are prepared. The red rice is served on a large bandai*2. Once preparations are complete, the procession heads to the shrine, a Shinto priest at the head. At the front of the shrine, the festival is held.
After the rites, about ten men in white loincloths hoist a tray containing red rice. They chant, “Hoist it up, pull it down!” in bold voices and walk around the grounds, dispersing the red rice in all directions. It is believed that eating this red rice leads to children, as well as warding off difficult childbirths and other ills. The pilgrims in attendance vie for a piece of the rice. This process lasts just five minutes, but it is quite intense.

Editor’s note:

1. Shidoki: nonglutinous rice soaked in water and pounded in a mortar. This item is given as a votive offering for the Bandai festival.
2. Bandai: a shallow, circular tub.

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まつりの詳細情報

開催日時毎年 11月19日
開催場所・MAP埼玉県児玉郡神川町下阿久原34
アクセス…JR本庄駅からバスで約45分、バス停上武橋下車徒歩約10分
…関越道本庄児玉ICから国道462号経由 約25分、道のオアシス(神泉:神川町下阿久原110)に駐車可能
主催・問い合わせ先神川町役場 生涯学習課 文化財担当
TEL:0274-52-2586
公式ホームページ埼玉県神川町ホームページ
town.kamikawa.saitama.jp
参考スケジュール※以下は過去の参考スケジュールです。詳しくは公式ホームページをご覧ください。

時間:10:00頃から(神事の後に行われます)
場所:有氏神社
※小雨決行
※盤台行事自体は神事の後5分ほどで終了します。ご見学の際はお早めにお集まりください。

龍勢祭

秩父

450年近く伝わる手作りロケットの競演!「龍勢祭」

2020/10/11(日)

見どころ

  • 珍しい奇祭
  • 迫力

「龍勢祭」は、秩父市内にある椋神社の例大祭に合わせて行われる祭り。「龍勢」とは、代々伝承されてきた農民による手作りロケットのこと。打ち上がる様子が龍の昇天の姿に似ていることから「龍勢」と呼ばれています。

まつりの歴史

龍勢行事の起源には諸説あり、はっきりしたことはわかっていません。少なくとも天正3(1575)年に、火薬を使った「龍勢」が打ち上げられたとされる記録が椋神社に残っています。

他には、日本武尊(やまとたけるのみこと)に由来する説や、戦国時代に通信手段として使われていた「のろし」が発展して現在の龍勢になった説などがあります。いずれにしても、長い歴史を持つ文化であることが伺えます。

最近では、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の劇中に龍勢が登場しました。それ以降、アニメとコラボした龍勢が打ち上げられたり、多くのアニメファンが聖地巡礼として龍勢祭に訪れるなど、今、多くの人の注目を集める祭りとなっています。

English

There are various theories on the origin of the Ryusei event; its exact origins are unknown. At the very least, there are records at Muku Shrine indicating that in 1575, a “Ryusei” (Dragon Rider) firework was launched.

Other theories suggest that Yamatotakeru-no-mikoto was responsible for this invention, or that its origins come from signal fires used as a communication device in the Warring States period. In any event, it is clear that this form of firework has been around for a long time.

In recent years, it appeared in the anime “Anohana: The Flower we Saw that Day.” Ever since that appearance, there have been Ryusei fireworks produced in collaboration with the anime, with many fans of the anime coming to the Ryusei Festival and treating it as hallowed ground. More and more, people are turning their attention to this festival.

まつりの見どころ

手作りとは思えないほど空高く打ち上がる「龍勢」。発射本数は約30発にもおよび見応えがあります。合図の太鼓が鳴り、導火線に火が付いてしばらくすると、エンジン付きのロケットのように轟音と白煙をあげ、一気に地上約300mの高さまで打ち上がります。頂点に達すると、巨大な落下傘が開き、赤い色煙や花火に包まれながらゆっくりと落下してきます。

しかし、すべての「龍勢」が打ち上げに成功するわけではありません。中に詰めた火薬に隙間などがあったり、逆に火薬を詰めすぎたりすると、うまく打ち上がらないこともあります。材料となる木や竹の伐採や火薬づくりからはじまり、長い間準備してきた「龍勢」が無事打ち上げられるかは棟梁※1や若衆※2の腕次第。打ち上げ時の緊張感も、「龍勢祭」の醍醐味と言えるでしょう。

≪注釈≫
※1 棟梁…龍勢を打ち上げる組のリーダー
※2 若衆…龍勢の打ち上げや制作など、祭りに携わる人の中で、若い人のことを指す

English

The Ryusei launches so high in the air, you would never think it is a handmade firework. With close to 30 rounds fired, it is definitely a sight to see. When the signal drums start, the fuse is list. After a short moment, a thunderous roar and white smoke, almost as if this were an engine-mounted rocket, go up, with the firework blasting to 300 meters high in an instant. When it reaches the peak, it opens up like a large umbrella, creating a bloom of red smoke and fireworks.

This does not imply that all Ryusei launch successfully. If there are slight gaps in the explosives stuffed within, or, conversely, if the explosives are packed too tighly, it can fail to go off. The fireworks are made from wooden and bamboo materials from lumbering. Whether the Ryusei, which takes so long to prepare, launches successfully comes down to the skills of the toryo*1 and wakashu*2. The sense of tension and excitement before the launch is part of the thrill of the Ryusei Festival.

Editor’s note:
*1 Toryo: the leader of the group launching the Ryusei firework.
*2 Wakashu: young men who pull the floats or are involved in the festival processions.

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まつりの詳細情報

開催場所・MAP吉田椋神社周辺
アクセス…①秩父鉄道:皆野駅 → 臨時バス(約20分) → 龍勢会館前下車
②西武鉄道:西武秩父駅 → 臨時バス(約40分) → 龍勢会館前下車
…「秩父みどりが丘工業団地」の臨時駐車場に駐車、無料シャトルバスを利用
主催・問い合わせ先龍勢会館
Tel:0494-77-0333
公式ホームページ龍勢祭 | 秩父観光なび
chichibu.lg.jp
参考スケジュール※以下は過去の参考スケジュールです。詳しくは公式ホームページをご覧ください。

【開催日:例年 10月】

■打ち上げ時間
8:40〜17:00

■椋神社例大祭祭典執行
11:00〜11:50

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脚折雨乞

鶴ヶ島

巨大な龍神を池で解体し、池を汚すことで、神の怒りで雨を降らせる。4年に1度行われる江戸時代から継承されてきた伝統的な雨乞い行事。

2020/9/13(日)

見どころ

  • 珍しい奇祭
  • 迫力

長さ36m、重さ3tもの巨大な「龍神」のダイナミックな動きが圧巻。「龍神」は300人の男たちに担がれ、池の中で大暴れする。その後、担ぎ手が「龍神」を池の中で解体し、池を汚し、神様を怒らせることで雨を降らせるという、江戸時代から伝わる雨乞い行事。

まつりの歴史

「昔から日照りで雨が降らない時は、雷電池(かんだちがいけ)の脚折(すねおり)雷電社(らいでんしゃ)に雨乞いの祈願をすると、必ず雨が降った。ところが、江戸時代・天保(1830年~1844年)の頃、いくらお参りしても雨が降らなくなった。これは寛永年間(1624年~1644年)に雷電池を埋め立てて小さくしたためで、住んでいた大蛇が、上州板倉村(現在の群馬県邑楽郡)の雷電の池に移ってしまったことが原因だ。」という言い伝えが残っています。

明治7年の記録によると、「夏に干ばつが起こったため、脚折村の住民は大蛇が移ったとされる板倉村の雷電神社※1に行き、そこで雨乞い祈願をし、池の水を持ち帰った。板倉の水が脚折雷電社に着くと、たちまち雨が降った。」とされています。

その後の明治10年の記録では、「蛇を池中に入れ祈る」との記述があり、現在の「脚折雨乞」の姿に近い行事が行われていたことがわかります。
現在では4年に一度行われるようになり、2005年には国選択無形民俗文化財に指定されました。

《注釈》
1、板倉村の雷電神社:現在の群馬県板倉町にある雷電神社。関東一円、特に利根川中上流域に点在する雷電神社の総本宮

まつりの見どころ

竹と麦わらでつくられた、長さ36メートル、重さ約3トン、頭の高さ4.5メートルもの巨大な「龍蛇」は、出発前の入魂の儀により「龍神」となります。「龍神」は300人程の男たちに担ぎ上げられ、白鬚(しらひげ)神社から雷電池までのおよそ2kmを練り歩きます。

雷電池に到着すると、まず、池に御神水※2が注がれます。続いて、「龍神」が池の中を周回。担ぎ手が「雨降れたんじゃく、ここに懸かれ黒雲」と叫びながら「龍神」を池の中で暴れさせます。

この後、担ぎ手は一斉に、「龍神」の目玉や頭についている「宝珠」※3を奪い合いながら「龍神」を解体します。これは池を汚すことで神様を怒らせ、雨を降らせるためと言われています。また、「宝珠」など龍蛇の一部は持ち帰るとご利益があると言われており、競って奪い合う様子は、見る者を圧倒します。

《注釈》
2、御神水:脚折雷電社から大蛇が移り住んだ場所と言われる板倉の雷電神社の水。脚折雨乞の前日に雷電神社で祈願をして持ち帰り、行事で使用する
3、宝珠:薄く裂いた竹を直径45センチ程の籠状に編み、金紙を貼ったもの

まつりの詳細情報

開催場所・MAP白鬚神社・雷電池
公式ホームページ鶴ヶ島市役所
https://www.city.tsurugashima.lg.jp/page/page000489.html
参考スケジュール次回未定
※脚折雨乞は4年に一度の開催となります。

猪鼻の甘酒まつり

秩父

甘酒をかけあい悪疫退散を祈願する祭り

2020/7/26(日)

見どころ

  • 珍しい奇祭
  • 迫力

毎年7月の第4日曜日に猪鼻熊野神社で行われる「猪鼻の甘酒まつり」は、悪疫退散、災い除けを祈願して、ふんどし姿の男たちが大きな樽に入れられた甘酒をかけあう珍しい祭りです。470リットルにも及ぶ容量の大だるで甘酒を威勢よくかけあう様子は必見です。

まつりの歴史

日本武尊(ヤマトタケル)が東征の時、この地を荒らしていた山賊を退治したお礼に、里人が濁り酒を献上したことが由来とされています。その後、西暦736年に疫病が流行したとき、日本武尊に濁り酒を献上したことにちなんで、甘酒祭が疫病流しとして始まりました。

日本武尊(ヤマトタケル)が東征の時、この地を荒らしていた山賊を退治したお礼に、里人が濁り酒を献上したことが由来とされています。その後、西暦736年に疫病が流行したとき、日本武尊に濁り酒を献上したことにちなんで、甘酒祭が疫病流しとして始まりました。

氏子が作った甘酒を悪疫退散の願いを込めてかけ合うことから、地元では「甘酒こぼし」とも言われています。1960年には県指定無形民俗文化財に登録されました。

まつりの見どころ

猪鼻熊野神社の境内中央に、甘酒が入った470リットル容量の大だるが置かれ、神職が大天狗(おおてんぐ)の先払いで広場に進むと、大だるを前に無病息災、厄除け祈願の神事を執り行います。神事が終わると、続けて甘酒をかけ合う「甘酒こぼし」がはじまります。手桶を持った30人あまりのふんどし姿の男衆が大だるの甘酒をわき水で薄めながらかけあいます。

甘酒のかけあいは30分ほどですが、境内は甘酒、水のしぶきが飛び交い、他では見られない珍しい光景を目の当たりにすることができます。

まつりの詳細情報

開催場所・MAP猪鼻熊野神社
アクセス…秩父鉄道「三峰口駅」から徒歩20分
主催・問い合わせ先秩父市役所 荒川総合支所 地域振興課
TEL:0494-54-2114
公式ホームページ秩父市役所
http://www.city.chichibu.lg.jp/4349.html
参考スケジュール※以下は過去の参考スケジュールです。詳しくは公式ホームページをご覧ください。

【開催日:例年 7月の第4日曜日】

■神事
場所:猪鼻熊野神社
時間:10:00〜

■甘酒のかけ合い
場所:猪鼻熊野神社
時間:13:00〜

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葛和田大杉神社のあばれ神輿

熊谷

利根川の中で、伝統ある神輿によじ登り力くらべをする祭り

2020/7/26(日)

見どころ

  • 珍しい奇祭
  • 迫力

葛和田大杉神社のあばれ神輿は、熊谷の妻沼地域に2つあるあばれ神輿の祭りの一つで、西の出来島あばれみこしに対し、東のあばれ神輿として有名です。

利根川の中に運び込まれた神輿の上に、男たちが次々と威勢良くよじ登り、力くらべをする姿は観客の目を惹きつけます。

まつりの歴史

葛和田大杉神社のあばれ神輿は、大杉神社祭礼行事の一環として執り行われます。

「大杉様(おおすぎさま)」と地域の人々に親しまれている葛和田の大杉神社は、享和二年(1802年)以前に記された『武蔵志』に、葛和田村に祀られている神として挙げられています。地元葛和田の岡田定雄氏のまとめられた『大杉様由来』によると、昔、与助という腕の良い船頭が嵐にあった際、大杉様に一心に祈って救われたことから、それ以降、大杉様への感謝の気持ちと水路の安全祈願から、大神輿を作って利根川に飛びこむようになったといわれております。

まつりの見どころ

葛和田大杉神社のあばれ神輿は江戸末期から明治初期に作られ、木彫りの彫刻が華麗で荘厳です。神輿の総重量は約300ほどの重さで、少ない人数で担ぐ「2点棒」の形式であることが特徴です。

祭りは、大杉囃子の音色とともに神輿が練り歩き、昼過ぎ頃、利根川に入り神輿の上で猛者達が揉み合います。神輿の屋根の四方からよじ登り、体を大きく動かしもみ合いながら、落とされた者は再びよじ登り、力比べをします。

猛暑の中、男たちの怒号が飛び交う迫力ある光景を見ることができます。

まつりの詳細情報

開催場所・MAP熊谷市葛和田地区、俵瀬地区、大杉神社、利根川
アクセス…JR熊谷駅北口 国際十王バス乗車約30分、葛和田下車
…駐車場有り(約100台)
主催・問い合わせ先大杉神社総代会、大杉神社祭礼行事保存会

熊谷市スポーツ観光課
TEL:048-524-1111(内線312)
公式ホームページ熊谷市スポーツ観光課
https://www.city.kumagaya.lg.jp/kanko/matsuri/osugijinja.html
参考スケジュール※以下は過去の参考スケジュールです。詳しくは公式ホームページをご覧ください。

【開催日:例年 7月下旬】

■大杉神社祭礼準備
時間:8:00 

■大杉神社祭礼・神事
時間:9:00 

■地域巡行開始
時間:10:00 

■葛和田地区内巡行(各字等を巡る)
時間:12:00 

■利根川でのあばれ神輿行事
時間:13:30 

■地域巡行再開
時間:15:00 

■大杉神社還御
時間:17:00 

■大杉神社祭礼 還御神事
時間:17:30 

■大杉神社祭礼行事保存会等例会
時間:18:00 

■祭礼終了・直会
時間:19:00

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このエリアの観光情報

出来島八坂神社のあばれ神輿

熊谷

利根川に豪快に飛び込む男衆の姿に歓声が沸く、県下有数の奇祭

2020/7/19(日)

見どころ

  • 珍しい奇祭
  • 迫力

出来島のあばれ神輿は、熊谷の妻沼地域に2つあるあばれ神輿の祭りの一つで、東の大杉神社のあばれ神輿に対し、西のあばれ神輿として有名です。利根川の中で垂直に立てられた神輿の上から、川面に向かって豪快にダイビングする様子から、埼玉県有数の奇祭として知られています。

まつりの歴史

利根川に接する妻沼地域の集落は、利根川と共に歴史を刻んできました。利根川は頻繁に氾濫し、村落の境界は常に変動していました。「出来島」の地名は、洪水になると、村が水面に浮かぶ島のようになることから名付けられたと言われています。

連続堤※1が築かれる以前は、対岸(群馬県)の集落との船による往来が盛んでした。当時、「関東の三大祭り」の一つとも謳われてきた世良田(現群馬県太田市)の祇園祭りは、約450年もの歴史を持ち、出来島周辺の人々も川を渡って祇園祭りを見に行き、影響を受けていたそうです。世良田の祇園祭りが神輿を新調すると、出来島が古い神輿を譲りうけて、祭で担ぐようになりました。その神輿の受け渡しの際、世良田の神輿を利根川に流して、出来島河岸で引き上げたことから、この祭りが始まったと言われています。

まつりの見どころ

祭り当日、神輿は早朝に神社を出発し、出来島地区全域を練り歩いたのち、夕方に川に入ります。神輿は、利根川の堤防に集まった見物客に見守られ、威勢の良い掛け声とともに川に入り、いったん完全に沈められてから、ゆっくりと垂直に立てられていきます。クライマックスでは、立てた神輿のとんぼ※2の頂上に担ぎ手たちが順番にのぼってゆき、川面に向かって豪快に飛び込みます。激しい水しぶきが上がり、観客からは歓声が沸き上がります。

《注釈》
1、連続堤:流水に沿って連続して造られる堤防
2、とんぼ:御輿を担ぐ棒

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まつりの詳細情報

開催場所・MAP利根川(八坂神社付近)
アクセス…JR高崎線・秩父鉄道「熊谷駅」南口からバスで60分 熊谷市ゆうゆうバス「出来島入口」バス停下車
…東北自動車道羽生インターチェンジから約30分
東北自動車道羽生インターチェンジから約30分
駐車場 JAくまがや男沼跡地
主催・問い合わせ先出来島自治会
出来島自治会 会長
048-588-0963
公式ホームページ熊谷市役所
http://www.city.kumagaya.lg.jp/kanko/matsuri/dekijima.html
参考スケジュール※以下は過去の参考スケジュールです。詳しくは公式ホームページをご覧ください。

【開催日:例年 7月】

■八坂神社で神事
場所:八坂神社
時間:10:00頃〜

■御輿の練り歩き
場所:出来島地区全域
時間:11:00頃〜

■クライマックス(御輿が利根川に入水)
場所:出来島地区全域
時間:16:30頃〜

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