さいたまつり映え フォトコンテスト2018
寄居玉淀水天宮祭レポート

幻想的な舟山車と花火の競演を堪能!「寄居玉淀水天宮祭」

寄居町で毎年行われる「寄居玉淀水天宮祭」。「関東一の水祭り」と評され、県指定名勝「玉淀」にある水天宮を神様として祀り、水難除けや安産、子育てなどを祈願する祭りです。
鉢形城跡をバックに打ち上げられる花火と、ぼんぼりや提灯で美しく飾られた舟山車の競演は見事!
そんな水天宮祭の当日のレポートをお届けします。

午前中は舟山車の準備、そして厳かに執り行われる神事

「寄居玉淀水天宮祭」といえば、クライマックスの花火・舟山車の競演が注目されていますが、祭り自体は、午前中からスタートしています。舟山車の飾り付けから厳かに執り行われる神事まで、ご紹介します。

 

朝8時頃から、各町の舟山車の組み立てが始まります。

 

地元の人々の手によって、どんどん舟山車が完成していきます。

 

地元の子どもたちが作ったというぼんぼり。これらも舟山車に取り付けていきます。

 

最後の仕上げに笠を取り付けます。

 

こうして、各町の舟山車は完成!あとは夕方の出番を待つのみとなります。

 

10時頃からは、玉淀水天宮の本宮にて神事が執り行われます。

 

祭り関係者を中心に厳かな空気の中、水神様への祈祷を行います。

 

玉淀水天宮からすぐの川辺に、この地方の漁師が水難除けの水神様として信仰していた石の宮があります。本宮を祈願した後は、この石の宮にも訪れて、お参りをします。

神輿が担がれ夜のクライマックスへ向けて、熱気が増す!

17時半頃より、再び水天宮の本宮に関係者が集まり、神輿巡幸がスタートします。神様を乗せた神輿が町内をぐるっとまわり、本会場である玉淀河原を目指します。

 

こちらが担がれる神輿。金色に輝く豪華な神輿ですね!

 

本宮を出発し、約50分をかけて各町内を回ります。炎天下の中、気合の入った掛け声が町中に響きます。

 

寄居の町内を練り歩いてきた神輿が会場の玉淀河原に到着。会場は一気に熱気に包まれます。

 

到着したその勢いのまま、川に突入!驚きです(笑)。

 

祭りの見どころは“舟山車と花火の競演”!

18時半を回った頃、いよいよ舟山車に明かりが灯され、遊覧が始まります。

 

次々とぼんぼり、提灯に明かりが灯されます。

 

明かりを灯した舟山車が並ぶ様子は、豪華で幻想的。訪れた観客誰しもが見とれてしまうほどです。

 

船頭が舟山車を漕ぎ始め、玉淀の川を遊覧します。

 

舟山車が川面に映り込む様子が見られるのも、寄居水天宮祭の見どころの一つ。穏やかな流れだからこそ、綺麗に映り込む舟山車の様子を楽しむことができます。

 

舟山車の中では、地元の子どもたちが勢いよく祭囃子を演奏しています。舟山車の中から見る花火は、普通では見られない、特別な景色として楽しめるそう。羨ましいですね!

19時を回ると祭りはクライマックスへ。ついに花火の打ち上げがスタートです!

 

鉢形城跡を背景に、次々に華麗な花火が打ち上がります。河原から花火を鑑賞すると、川の岩場にこだまする地響きのような花火の音が。この臨場感は他では味わえません。

 

舟山車の近くから花火を見上げれば、舟山車と花火の競演が見られます。これは豪華そのもの!贅沢なアングルです(笑)

21時を回り、花火大会は終了。しかしながら、実は祭りはまだ続きます。
最高潮を過ぎ、落ち着きを取り戻した会場から、神輿が還御(かんぎょ)※1します。

 

各町の提灯が先導となり、神輿が再び担がれ、水天宮の本宮を目指します。

 

静かになり始めた町中を、担ぎ手たちが最後の力を振り絞って「せいやっ!せいやっ!」と声を張り上げながら、神輿が練り歩きます。

 

無事、本宮に神輿が到着。

 

神輿に乗せた神の御霊を本宮に戻し、祈祷を行い、「寄居玉淀水天宮祭」の全ての行事が終了します。

 

幻想的な舟山車と豪華な花火の競演が見どころの「寄居玉淀水天宮祭」。実は日中から厳かな神事が執り行われたり、舟山車の組み立てが行われたりと、それらの行事を見ても、より一層祭りを楽しめるかもしれません。
ぜひ、来年はご紹介した神事なども一緒に「寄居玉淀水天宮祭」を楽しんで見てはいかがでしょうか?

取材日:2017年8月5日

《注釈》
1、還御(かんぎょ):本宮まで神輿が帰ること

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