歴史・見どころ

大広戸の蛇祭り歴史・見どころ

歴史

蛇は脱皮して新生し、切られても再生するという姿から聖なるものとして古くから信仰されていました。三郷市大広戸では村に疫病などが入るのを防ぐために寛文年間(1661~73年)から蛇を祀り始めたと言われています。それ以降、神社の氏子たちの手で蛇祭りとして引き継がれ、毎年1月10日に開催されています。

以前は子どもたちが稲わらで作った蛇を担いで各家を回っていましたが、近年は、交通量の増加などのために形を変え、神社の境内を回るようになりました。

2002年(平成14)には、埼玉県選択無形民俗文化財に指定されています。

見どころ

毎年持ち回りで決められる「宿」で、まつり前日の朝から蛇を作り始めます。稲わらの胴体、竹で作った角、柳の根を使ったヒゲで表現された蛇の姿は迫力満点です。

当日の早朝、蛇は大人の手によって、神社の鳥居に供えられます。神主が祝詞をあげる神事のあと、蛇は鳥居から降ろされ、いよいよ子どもたちの出番。先頭が打つ鉦(かね)の音色が厳かに響く中、蛇を肩に担いだ子どもたちが神社の境内を練り歩きます。その後、蛇は、参加者に見守られながら、正月飾りとともに焼かれます。

この「お炊き上げ」の煙を浴びると風邪をひかないと言われています。

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