入間万燈まつりレポート

市民中心のアットホームな祭り「入間万燈まつり」

入間市で毎年10月末に2日間にわたって行われる「入間万燈まつり」。この祭りは、市民と行政が手を取り合い、一緒になって作る祭りとして知られ、その連携については、さいたまつりでもインタビュー記事でお伝えしました。
今回は、2019年に行われた入間万燈まつりの魅力を、ギュッと濃縮したレポートをお届けします!

市民が中心となって出店する露店に多くの人が集まる入間万燈まつり(初日)

入間万燈まつりは、西武池袋線「入間市駅」から10分ほど歩いた、入間市産業文化センター付近で開催されます。オープニングセレモニーなどのメインイベントも、産業文化センターすぐ近くの「産文前交差点」で行われ、あたりはお祭りムード一色で賑わいを見せます。

 

13:00を回った頃、関係者の挨拶を経て祝い開きが行われます。

 

入間市のマスコットキャラクター「いるティー」も駆けつけ、祭りを盛り上げます!

 

関係者や集まった市民の大きな掛け声とともに祝い開きが行われ、今年の入間万燈まつりがスタートしました!

 

産文前交差点に集まっていた山車の上では、入間市無形民俗文化財の「高倉祇園太鼓」が奏でられ、華々しく祭りの始まりを盛り上げます。

 

祭りが始まったばかりだというのに、歩行者天国となった祭りの中心部「けやき通り」は、多くの人であふれ、活気を見せています。

 

来場者の楽しみの1つは、入間万燈まつりの露店。300を超える露店のうち、約240店舗が市民による出店です。値段の安さやお店のバラエティの豊富さが特徴で、どこのお店に立ち寄ろう…と目移りしてしまうほどです。

 

けやき通りの他に、茶の花通り、ひばり通り、彩の森入間公園にも、市民が出店した露店が所狭しと並びます。

 

 

地場産品や地元飲食店の工夫された料理を、安価で気軽に楽しめるのが入間万燈まつりの嬉しいところ。市民が中心となっているからこそ、この祭りでしか楽しめないお店もあります。

 

また、市民による路上パフォーマンスも盛んに行われ、至る所で人だかりができています。

 

昼のあいだは、各町の山車がまつり会場内を曳行(えいこう)し、祭りに賑やかさを添えます。

 

手作りの子ども御輿も担がれ、子どもたちの元気な掛け声と大人の声援が祭りを一層盛り上げます。

まつり会場の各所では、様々な催し物が披露され、入間市民活躍の場にもなっています。

 

産文前交差点では、入間市と姉妹都市である新潟県佐渡市の「佐渡小獅子舞」が披露され、迫力満点の舞と太鼓の音が鳴り響きました。

 

また、相撲のまちを謳っている入間市ならではの催し物として「わんぱく力士土俵入り」も行われました。子どもの力士が「シコ」を踏むごとに、会場からは「ヨイショー!」と大きな掛け声が上がります。

 

17:00からは彩の森公園上池にて、入間万燈まつりの象徴の一つでもある「夜のファンタジー」が行われます。

 

地元の子どもたちが書いた手作りの万燈に火を灯し、陽が落ちた彩の森公園に幻想的な空間が広がります。

 

SNS映えする撮影スポットとして、多くの来場者が立ち寄り、スマホや手持ちのカメラでこの幻想的な光景を撮影する様子が見受けられました。

夜のファンタジーに明かりが灯った頃、初日のクライマックスを迎えるべく、会場内では、各町の山車や御輿、阿波踊りの蓮などが練り歩く「入間行列」と呼ばれるイベントが行われました。

 

ひばり通りから産文前交差点に向けて、手古舞の子どもたちが登場。

 

入間行列の中では老若男女が踊る「阿波踊り」も披露!

 

子どもたちを乗せた山車も曳かれ、可愛らしくも力強い子どもたちの掛け声が、会場周辺に響き渡ります。

 

大人たちが担ぐ御輿の上に立ち、堂々と扇子を振る子どもの姿も。

 

産文前交差点の会場では、入間行列を迎える太鼓も披露され、会場のボルテージを一気に上げていきます。

 

クライマックスに向けて、各町の山車が集まり始めます。

 

18:45には各町の山車が産文前交差点に集結し、曳っかわせが行われます。

 

それぞれの山車で、他に負けじと精一杯お囃子を披露します!集まった山車で奏でられるお囃子の熱気に、産文前交差点の会場は興奮に包まれます。

 

提灯に明かりを灯した幻想的な山車がずらっと並んだ様子は、SNS映えを狙える最高の瞬間。多くの観客が、この瞬間を写真に収めていました。

 

そして初日のラストは「入間万燈中締め」。独特なリズムの拍子で手締めが行われ、入間万燈まつりの初日が終了しました。

バラエティに富んだ催し物がたくさんの2日目

最高潮の盛り上がりを見せた入間万燈まつりの初日。翌日は午前9:30から夕方16:00まで、会場の各所で様々な催し物が行われます。

 

10:00からは、けやき通りにて「おけさ流し」が行われました。「おけさ流し」は、入間市の姉妹都市、新潟県佐渡で踊られている民謡流しです。当日は、入間市と佐渡市の人が入り混じって、音楽に合わせて楽しく踊りを披露していました。

 

11:40からは祭り会場であるひばり通り、産文センター前、けやき通りにて万燈真都利(まつり)行列として、山車や御輿が堂々と曳行されます。

 

元気に担がれる神輿も見事。セイヤッ!セイヤッ!と威勢のよい掛け声をあげながら、御輿を担ぐ様子に、観客は大きな声援を送ります。

 

12:40頃からは産文前交差点の会場で、鳶の梯子乗りが披露されました。抜けるような青い空をバックに、梯子の上で華麗なる演技を魅せます。

 

鍛錬されたアクロバティックな“決め”が披露されるたびに、観客から大きな歓声が上がっていました。

そうして、徐々に今年の入間万燈まつりもクライマックスに差し掛かっていきます。

 

産文前交差点には、お囃子を奏でながら各町の山車が集まり始めます。

 

2日目のクライマックスも盛大な曳っかわせで締めくくります!10基を超える山車の上で精一杯に叩くお囃子が、会場の熱気をどんどん上げていきます。

 

山車の上にいる狐の踊り手からは蜘蛛の糸が放たれ、「おお!」と集まった観客から大きな歓声が上がりました。

 

そして時刻は16:00。2日間にわたって開催された入間万燈まつりがフィナーレを迎えます。最後は、入間万燈締め!祭りの参加者も来場者も、みんなで一緒に、盛大な手締めを行いました。

市民と行政が手を取り合って運営している入間万燈まつり。
30万人を超える人出にもかかわらず、出店している露店や担がれている子ども御輿、夜のイルミネーションなど、どことなくあたたかい“手作り感”を感じ、参加者も来場者もとても距離の近い市民まつりでした。

入間市民と行政スタッフによる入間万燈まつり。ぜひ、来年は現地で体験してみてくださいね!

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