【見どころ】映画愛たっぷり!酒蔵を改装した、市民のための映画館「深谷シネマ」

【見どころ】映画愛たっぷり!酒蔵を改装した、市民のための映画館「深谷シネマ」

深谷駅から歩いて10分、そこに酒蔵を改装した小さな映画館があります。入口には地域のボランティアから寄贈された手描きの看板も。手づくり感のある温かな雰囲気を感じさせる「深谷シネマ」は市民に愛される、みんなの映画館です。

 

「地元・深谷に商店街の空き店舗を活用した映画館を作りたい」という夢を叶えるべく、埼玉県内の有志でNPOを立ち上げたのは2000年のこと。旧中山道沿いにあった古い銀行社屋を借りて2002年に深谷シネマはスタートし、その後、市の区画整理に伴い、現在の場所に移転することに。

 

現在の場所は廃業した酒蔵を耐震改修した建物で、日本で唯一の「酒蔵を改装した映画館」として再びスタートを切りました。

 

「深谷シネマ」はロードショー後に公開される、いわゆる二番館。上映作品は来場者のアンケートで決まります。毎週アンケート結果を集計、協議し、2ヶ月先のプログラムを作成しているそうです。リクエストが通った!と喜ぶ常連さんの姿もちらほら。「観たい映画が観られる映画館」ということもあって、何度も足を運ぶリピーターも多いのだとか。

 

座席は全部で57席。親子ルームという防音の個室も設けられていて、赤ちゃんや小さなお子さんがいても気兼ねなく映画を楽しむことができます。

 

ロビーは一般に開放されており、映画を観ない方でも利用可能です。本棚には映画関連の書籍や上映作品のパンフレットが所狭しと並んでいます。

 

来場者による映画の感想文は、他館にはない深谷シネマだけの宝物。読むだけでお客さんの興奮や感動が伝わってきます。

 

また、名物といえば商店街のパン屋さん「富士屋」から運ばれてくる焼きそばパン(税込 150円)。映画の合間に小腹が空くという声に応え、受付で販売されている人気商品です。

 

この深谷シネマを含む七ツ梅酒造跡地の一帯では、通年でさまざまな催しも開催され、年間5万人もの人が訪れるため、近隣の商店街へも大きな経済効果をもたらしています。若い世代の人が立ち上げた古書店やコーヒースタンドも並び、深谷の人気スポットになりつつあります。

 

映画愛溢れる深谷シネマには、市民からだけではなく樹木希林さん(故人)、吉永小百合さん、大林宣彦監督、入江悠監督など多くの映画人にもファンがたくさん。「深谷出身の入江悠監督に渋沢栄一の映画を撮ってもらうのが夢」と語る館長。深谷に「映画のある暮らし」が根付き始めています。

趣ある酒蔵を改装した映画館。ぜひその雰囲気を味わいに、足を運んでみてください。

観光地情報

■スポット名
深谷シネマ

■住所
埼玉県深谷市深谷町9-12 七ツ梅酒造跡

■電話番号
048-551-4592

■営業時間
10:00〜22:00

■定休日
毎週火曜日

■アクセス
JR高崎線「深谷」駅より徒歩約10分

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