加須エリア観光情報

【見どころ】創業は江戸時代!加須でお酒を造り続ける「釜屋」の秘密を発見「酒の資料館(株式会社 釜屋)」

加須駅からバスで約10分。バス停の目の前すぐに「株式会社 釜屋(かまや)」はあります。創業はなんと1748年、江戸時代から続く老舗酒蔵です。

もとは近江商人だった釜屋新八。江戸からも交通の便が良く、お酒づくりに欠かせない清涼な水が豊富にあったことから、この地で酒造を始めました。「力士」という銘柄を代表に、300年近く日本酒を造り続けています。

普段は直売店のみ立ち寄り可能ですが、予約すると酒造見学ツアーでお酒の資料館を訪れることができます。約5000坪の広い土地には蔵が立ち並び、直売所となっている蔵は大正時代からあるのだとか!屋根に並ぶ瓦がとても美しいです。

見学ツアーではまず、蔵の中に案内されます。壁には釜屋と契約していた直売店の看板が。時代を感じます。ちなみに「力士」の名は中国の漢詩から取られたそうで、お相撲さん由来ではないのだとか。

力道山の広告もありました。今で言う、ノンアルコールビールの広告だそう。かなり珍しいですね。

この蔵はなんと、ドラマ「JINー仁ー」のロケ地でもあります。主人公たちが初めてペニシリンを作るという重要なシーンに使われました。サイン入りの酒瓶などが飾られています。

お酒は発酵から瓶詰めまで、各工程が細かく分かれています。それぞれの場所で作業を行っているので、運がよければお酒造りの作業を見られるかもしれません。

機械化以前のお酒を仕込む道具が展示されています。この横には階段があり、2階へと通じています。

暗がりに目をこらすと滑車がありました!昔は蔵の二階でお酒を仕込むため、滑車で米を運搬していたそうです。

敷地内には神社もあります。お酒の神様を祀っているかなり古いもの。節目には近所の宮司さんに来てもらい、社員でお参りするのだそうです。

この大きな五右衛門風呂のようなものは、昔実際に使われていた蒸し釜。火を入れるかまどがついています。

その近くにお酒の資料館が。外にある大きな木製の箱は、お酒を搾る道具です。そばには手押し車など、実際に使われていた道具が並び、まるで時代劇のセットのよう。

資料館には実際に使われていたそろばんや大福帳などを飾った帳場の再現が。本物の迫力を感じます。

近年見つかった、大河ドラマも控える「日本資本主義の父」渋沢栄一の書状など、貴重なものがたくさん並んでいました。

年に一度開催される「蔵まつり」では、出店が並び、お酒の試飲や蔵見学などが行われ、賑わいを見せるそう。2020年は新型コロナウイルスの影響で中止になってしまい、社員の皆さんも肩を落としたのだとか。この桶の蓋を再利用したテーブルは蔵まつりで使われるもの。

加須市の米を使った日本酒など、お酒の可能性に挑戦し続ける「株式会社 釜屋」。その歴史と「今」を、訪れてみてください。

観光地情報

■ スポット
株式会社釜屋
 

■ 住所
埼玉県加須市騎西1162
 

■ アクセス
◆JR高崎線 鴻巣駅東口より
朝日バス(加須駅行き・約20分)・・・「騎西2丁目」下車
◆東武伊勢崎線 加須南口駅より
朝日バス(鴻巣駅行き・約10分)・・・「騎西2丁目」下車

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