春日部エリア観光情報

【見どころ】旧石器時代から現代までの希少な文化財が満載!「春日部市郷土資料館」

「春日部市教育センター」1階にある「春日部市郷土資料館」。開館から30年、旧石器時代から現代に至るまで、春日部の歴史を見て触って体験して学ぶことができます。

正面玄関から入って左側に入り口があります。入館料が無料なのは嬉しいですね。

入ってすぐに縄文時代中期の竪穴住居の原寸大模型が!約4800年前に春日部地域に住んでいた家族の暮らしが再現されています。このあたりに人々が住んでいた痕跡は約3万年前から存在するとのこと。歴史の長さに驚きます。

縄文時代、春日部地域は海に面していました。海の資源を利用した遺跡もたくさん発見されています。中でも神明貝塚(しんめいかいづか)は注目スポット。令和2年に国の史跡認定を受け、将来に向けて保存されます。掘り返すまでもなく貝がらが転がっているような貝塚で、縄文時代の人々がさかんに活動していたことが窺えます。今後、この場所から歴史的大発見があるかもしれません。ワクワクしますね!

「神明貝塚」のコーナーでは、発掘された縄文時代の人骨が展示されています。並んでいるのは江戸時代の人骨。骨格や歯の違いを見ることができます。

館内には昔のおもちゃの展示コーナーもあります。現在は新型コロナウイルスの影響で多少数は減らされていますが、それでも懐かしのおもちゃがずらりと並んでいます。コマや紙でっぽうなどを初めて見るというお子さんに、居合わせたご年配の来館者がやり方を教えることもあるんだそうです。

1600年代、江戸幕府が開かれ、政治の中心が江戸に移ります。そのため日光および東北地方を結ぶ日光道中・奥州道中が整備され、粕壁の町も宿場町(しゅくばまち)として栄えました。当時の様子が精巧な復元模型として展示されています。家康が亡くなり「日光東照宮」に祀られたことにより、ますます日光道中の重要性は増したようです。

震災、水害、火事……昔は防災が今よりずっと大変だった時代。火消しポンプやまといなど、昔の防災道具も展示されています。明治~大正時代、粕壁町内に消防団が少なくとも10部(隊)ありました。「第七部」の文字が記されているので、第七部消防団で使用されていたもののようです。左に見える四角い箱はなんと木製冷蔵庫!

竈(かまど)など、いくつかの展示はロビーにありますので、お見逃しなく。

また、郷土資料館では年に数回、企画展示が行われています。2020年11月当時「くらしのうつりかわりーなつかしい昔の道具」展が開催中でした。昔の農業の様子をはじめ、目まぐるしく変化した昭和~平成の時代が展示されています。

おもちゃも多彩に変化した時代。ポケットモンスター緑とゲームボーイも展示されていて、昭和生まれの筆者はちょっとショックを受けました……。

桐タンスなどの名産や、春日部ゆかりの作家などのコーナーもあり、昔と今をつないでくれる郷土資料館。広さはそんなにないのですが、気がつけばのめりこんでしまうディープなスポットです。

観光地情報

■ スポット

春日部市郷土資料館
 

■ 住所

埼玉県春日部市粕壁東3-2-15
 

■ 営業時間

09:00~16:45
 

■ 定休日

毎週月曜日、祝祭日(月曜日が祝祭日と重なる場合は、火曜日も休館)。臨時休館日あり
 

■ アクセス

春日部駅東口から徒歩10分

バス…春日部駅東口発~豊野工業団地行き朝日バス「教育センター前」停留所下車

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