寄居玉淀水天宮祭歴史・見どころ

歴史

「玉淀」は、寄居町の中央を流れる、荒川沿岸約3kmの地域で、桜並木や巨岩・奇岩に富んだ名勝地として知られます。昭和6年、この玉淀地区の下流(荒川)で石の宮が発見されました。この石の宮は、この地方の漁師が水難除けの水神様として信仰していたことがわかりました。そこで、水神様のご神体を迎え、ここに水天宮をまつりました。この水天宮は、今でも水難除けや安産の神様として広く信仰されています。

日本橋の水天宮の縁日が毎月「五」の日であることから、最初の祭りは、昭和6年8月5日に行われました。現在では、毎年8月の第一土曜日に盛大に行われています。

見どころ

祭り当日は、午前中に神事が本宮※1にて執り行われます。夕方からは、花やぼんぼり、提灯で美しく飾りたてた各町の舟山車が名勝地「玉淀」に浮かびます。舟山車は、笛や太鼓でかなでる祭囃子の中を遊覧します。

午後7時からは、鉢形城跡から花火が次々に打ち上げられます。花火の音が河原の岩場にこだまし、地響きのように体に伝わってくるのが他の花火大会には無い特徴の一つ。荒川のほとりに浮かぶ、提灯をつけた美しい舟山車と、夜空に広がる大花火の競演は、見る者を圧倒します。まさに「関東一の水祭り」の名に恥じない、埼玉を代表する祭りの一つです。

 

《注釈》

1、本宮:神霊を他に分けて祀(まつ)った時のもとの神社