鉄砲まつり歴史・見どころ

歴史

「鉄砲祭り」の始まりは200年以上前の江戸時代に遡ると言われています。当時、畑を食い荒らす鹿や猪に困っていた人々がそれらの獣を追い払う豊猟祈願として始めたという説や、豊猟祈願や猟師の試し撃ちが起こりとの説など、その起源には様々な言い伝えがあります。また祭りの最中、張出・花道付き屋台の上で上演される歌舞伎は、200年以上の歴史を誇る小鹿野町の郷土芸能。埼玉県の無形民俗文化財にも指定されています。

見どころ

1日目の宵宮(よみや)では、八幡神社への「若衆の宮参り」、笠鉾や屋台の曳き廻しが行われ、町の郷土芸能である、小鹿野歌舞伎も上演されます。
祭りの本番である2日目には、街を練り歩く大名行列や境内で奉納される神楽※1が見られます。夕方になると、メインの「お立ち」という、参道の両脇から火縄銃と猟銃の空砲が発せられる中、二頭の御神馬(ごしんば)が社殿への石段を一気に駆け上がるという名場面を見ることができます。
その後、笠鉾・屋台の引き廻しや、御旅所への御輿渡御、日が落ちた後の川縁で火を焚きあげながら行われる「川瀬神事」が続きます。夜になると、昼に続き再び歌舞伎を上演。最後には打ち上げ花火が奉納され、秩父地方で開かれる一年間の祭りは幕を閉じていきます。

≪注釈≫
1、神楽:神に奉納する歌舞。