狭山市入間川七夕まつり歴史・見どころ

歴史

狭山の七夕まつりは、江戸時代中期に始まったと言われています。この頃の七夕は、笹や竹の枝に短冊や千代紙などを下げて、家の軒下などに飾り、五穀豊穣や無病息災を願う行事であっただけでなく、日照りにならないように願う雨乞いまつりとしての意味もありました。

昭和になると、入間川の通りに面した商店や問屋が、夏の最も暑い時期に、竹飾りを大きくして日陰を作り、縁台でお客さまをもてなしたことから、今日の七夕まつりに発展しました。入間川の七夕まつりが全国に知られるようになると、各地から飾りの作り方を学ぶために多くの人が狭山に訪れました。

華やかで創意工夫を凝らした飾りつけは、大正ロマンを代表する画家であり詩人でもある「竹久夢二」の影響を受けたとも言われています。

狭山の七夕まつりでは、神事の結界を張る意味に習い、竹飾りの先端に魔除けの飾りをつけ、祭りが終わると竹飾りは入間川に全て流しており、他の都市の七夕祭りでは見られない特徴があります。

見どころ

狭山市駅西口・市民広場から、七夕通り商店街を中心とした約1.5kmの沿道を埋め尽くす、約130本の色とりどりの七夕飾りはとても涼しく目に写り、来場者を楽しませてくれます。特に狭山市駅西口に展示される、15m級の巨大竹飾りが雄大に風になびく光景は必見です。来場者の投票により、その年の竹飾りナンバーワンを決める「竹飾りコンクール」も開催されます。祭りは夜まで続き、昼間とは一味違った表情の飾りを求め、夜も多くの方が祭りを訪れます。

そして、「狭山市入間川七夕まつり」の見どころの一つであり、最大の盛り上がりをみせるのが、一日目の夜に開催される「納涼花火大会」。約2,800発の花火が打ち上げられ、夜空に大輪を咲かせます。