土師祭歴史・見どころ

歴史

土師祭(はじさい)とは、鷲宮神社境内に奉納されている通称「千貫神輿(せんがんみこし)」の渡御(とぎょ)※1の別名です。関東最古の大社として知られる鷲宮神社にあるこの神輿は、寛政元年(1789年)に造られたもので、関東最大級だと言われています。あまりの重さのため、担ぎ手は一回に約180人、交代要員を入れると500人以上が必要なことから、大正2年(1913年)には担ぎ手不足のため台車に乗せて引くようになりました。しかし、1983年に「大神輿を担ぎたい」という地元有志により70年ぶりに復活。今では、関東一円から担ぎ手が集まり、勇壮な姿を見せています。

また、2007年に、鷲宮神社を舞台とするアニメ『らき☆すた』が放送されたことから、2008年からは土師祭に「らき☆すた神輿」が登場し、全国から集まる「らき☆すた」ファンが担ぎ手となっています。これを契機に、「わしのみやMISSコン」、「コスプレ祭り」など新しい企画も取り入れられ、祭りに新しい風を吹かせています。

見どころ

縦・横ともに約1.4m、重さが3トンもあり、関東最大級といわれる「千貫神輿(せんがんみこし)」が見られる渡御※1は迫力があります。担ぎ手として関東近県から集まる約150団体、およそ1,500人のはっぴ姿の若衆の勇壮な姿も、祭り気分を盛り上げます。

2008年に誕生した「らき☆すた神輿」は布に描かれた絵を内側から照らす、万灯(まんどう)神輿と呼ばれるもので、その絵が『らき☆すた』のキャラクターになっています。「らき☆すた神輿」は、『らき☆すた』キャラクターの名前を掛け声に乗せて、鷲宮の街を練り歩く姿が定番となりつつあります。

巡行の最後に「千貫神輿」と「らき☆すた神輿」が神社鳥居前にて競演する様子は、ほかでは見られないユニークな光景です。

 

《注釈》

1、渡御(とぎょ):神輿・山車などが出かけて行く(巡行)こと